増刷決定! 繁華街で生きるネズミのロックな日常を記録した写真集『まちのねにすむ』の魅力

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2023/10/31

人が暮らしている街には、ネズミたちもひっそりと暮らしています。

彼らはドブネズミと呼ばれ、人間たちにはあまり歓迎されない存在、どころか嫌われ者です。

 

そんなネズミたちに興味をもって、彼らの日常のさまざまな姿を記録し続けたひとりの写真家がいます。

それがこの写真集の著者である原啓義さんです。

第8回写真出版賞の大賞を受賞した作品をもとに制作された写真集『まちのねにすむ』には、原さんがカメラを手に東京の繁華街を巡り歩きながら撮影した、あるがまま、ありのままの、ネズミたちの姿が記録されています。

 

そのネズミたちの姿は、「えっ、これはヤラセじゃないの?」と思うほど、愛らしかったり、滑稽だったり、まさに目からウロコの連続です。

 

何の飾りも作為もなく、日々を自然体で生きるネズミたちの日常をこれほどの情熱と好奇心をもって記録した写真家は、おそらく、他にはいないでしょう。

この写真集に登場するのは、銀座・上野・池袋・新宿・渋谷のネズミたちです。

彼らは特別なネズミではなく、ただのドブネズミですが、1匹1匹が、日々を必死に、捨て身で生きています。

 

そんなネズミたちの存在を肯定も否定もせずに、ひたすら観察し、撮影し続けた原さんの、初の本格的な写真集がこの『まちのねにすむ』です。

 

発売後すぐに増刷が決まったことからも世間の注目が伺えます。

東京の繁華街で出会った “ちかくてとおいけもの” のロックな日常。

気になる方はぜひ書店で見かけたら手にとってみてください。

 

原さんの撮るネズミたちはSNS(Instagram / X)からも見ることができます!


 
〈 原啓義 プロフィール 〉

写真家。1970年生まれ。東京在住。カメラを手に東京都心の繁華街を巡ってネズミたちの姿を撮影し続け、げっ歯目好きの人たちから熱狂的な支持を受ける。2021年度第46回伊奈信男賞受賞。2023年、第8回写真出版賞大賞受賞。同年、IMA NEXT ONLINE CONTEST第42「CREATURE」グランプリ受賞。ニコンサロン他で多数の写真展を開催。Instagram / X

 

〈 書籍について 〉

タイトル:まちのねにすむ
著者:原 啓義
価格:1650円(税込)
判型:A5判横 112ページ ソフトカバー 
発売日:2023年10月16日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-32846-6
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ