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2025/02/14
コロナは世界中の人々から日常を奪い、多くの死者を出した感染症です。
それまで当たり前のようにできていたことが制限され、人と人が会って語り合う機会さえ少なくなりました。
それは、人々の生の表情や心が見えにくい時代でもありました。
鈴木拓哉 ―yamabico―さんが写真集『未来で会いましょう』で捉えたのは、人々がマスクを外し、長く続いた不自由な生活からほんの少し明るい日々へと一歩を踏み出していく瞬間です。
モデルとして協力してくれた女性たちは、SNSでの呼びかけに応じて撮影に協力してくれたそうです。
それぞれがそれぞれの思いを胸に、カメラの前に立ち、マスクを外して素顔を見せるその瞬間、世界はどんなふうに見えたのでしょうか?
第9回写真出版賞 アート・ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞し出版された本作は、コロナ禍をともに経験した私たちひとりひとりの記憶を、「未来」へと手渡していくための1冊です。
書店で見かけたらぜひ手にとってみてください。
フォトグラファー。1985年 千葉県市川市生まれ。作家名yamabico。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒。専門は商品・料理・人物の撮影。日ごろより多数の広告写真撮影を行う。個展、OM SYSTEM GALLERY 2024.2.1〜2.12。第9回&第10回写真出版賞 優秀賞受賞。2023 JPS展優秀賞@東京都写真美術館。第6回サロン・ド・アール・ジャポネ 2023入選@フランス・パリ リンダ・ファレル・ギャルリー。他、入選・展示多数。Instagram
タイトル:未来で会いましょう
作者:鈴木 拓哉 ―yamabico―
価格:1760円(税込)
判型:A5判 64ページ ソフトカバー オールカラー
発売日:2025年1月22日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-35196-9
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ